ダイビングのウェア・器材
2023年09月14日

ダイビングに必要な持ち物リスト|準備万端でダイビングを楽しもう!

ダイビングの持ち物
普段体験できない海の世界を堪能できるダイビングは、陸上と大きく環境が異なるため、安全かつ快適に楽しむための持ち物をそろえなければなりません。今回は、ダイビングに必要な持ち物とあると便利な持ち物をリスト形式でご紹介します。ダイビングに必要な持ち物は多いため、今回の記事を参考に準備を行いましょう。

 

ダイビングに必須の持ち物

呼吸をしながら海の中に潜るためには、ダイビング専用の機材が必要です。ただし、多くのダイビング機材はレンタルできるため、持ち物に悩む必要はありません。多くの方がついつい忘れがちなのが、レンタルできない持ち物です。まずは、ダイビングに必須の持ち物を、自分で用意するべきものとレンタルできるものにわけて紹介していきます。

自分で用意するべき持ち物

自分で用意するべきダイビングに必須のアイテムは、以下のとおりです。

 

  • 水着
  • 着替え
  • タオル
  • 防水バッグ
  • Cカード
  • ログブック

 

水着

ダイビング時はウェットスーツを着るのがマストであり、ウェットスーツの下には水着を着ることが求められます。素肌の上からウェットスーツを着るのは、肌への影響や快適性、衛生面からおすすめではありません。ダイビング時の水着は、フリルや金具などの装飾品がついていないシンプルなものを選びましょう。女性の場合は着脱のしやすさから、セパレートタイプの水着がおすすめです。

着替え

ドライスーツを着用するケースを除き、ダイビングは必ず水に濡れます。ダイビングが終わった後は、着替えがあれば快適です。ダイビングの後は寒さを感じやすいため、すぐに暖まる着替えを用意するのがおすすめです。

タオル

ダイビング後は、身体についた海水を落とすために、シャワーを浴びるのが一般的です。その際タオルがなければ、濡れた状態で帰宅することになります。全身をすぐに拭けるバスタオルがおすすめですが、荷物を減らしたい場合は、吸水性の高いスポーツタオルを用意しましょう。

防水バッグ

ダイビング後の濡れた水着は、耐水バッグに入れて持ち帰りましょう。タオルなどで包んで持って帰っても、完全に水を防げるわけではないため、カバンの中のほかの荷物が濡れてしまう可能性があります。貴重品や電子機器を濡らさないように、必ず防水バッグを用意しておきましょう。

Cカード

Cカードとは、ダイビングライセンスの所有を証明するカードのことです。ライセンスがあっても、Cカードがなければ体験ダイビングの水深しか潜れないため、ダイビングライセンスを持っている方は必ず持参しましょう。

ログブック

ログブックとはすべてのダイバーが持っているノートであり、ダイビングした日の水温・海況・水深・残圧などを記録するために使われます。ダイビングは地形や海況によって難易度があり、ダイバーのレベルを確認して潜るポイントを決めます。ログブックは、ダイバーのレベルや経験を確認するのに欠かせないアイテムなのです。ログブックがなければ、潜れる本数やポイントが制限されることもあるので、必ず持参しましょう。

レンタルできる持ち物

多くのレンタルショップでは、基本的なダイビング機材はレンタルできます。以下の持ち物はレンタルできるケースが多いため、持参する必要はありません。ただし、より快適かつ安全なダイビングを楽しみたい方は、自分の機材を用意することも可能です。ダイビングを継続する予定であれば、自分の機材を用意することも検討してみましょう。

 

  • シュノーケル
  • マスク
  • フィン
  • ウエイト
  • BCD
  • レギュレーター
  • ウェットスーツ
  • グローブ
  • タンク

 

シュノーケル

シュノーケルとは、水面で呼吸するために使う筒状のパイプのことです。海の中ではタンクに入った空気で呼吸するのでシュノーケルは使いませんが、水面を移動する際に必要です。ダイビングの経験値があがるとシュノーケルの使用頻度は少なくなりますが、万が一に備えて必ず持参しましょう。

マスク

マスクは、海の中での視界を確保するためのアイテムです。ほとんどのダイビングショップでレンタルできますが、締めつけ具合や目のフィット感などの快適性を高めるためには、持参するのがおすすめです。視力が悪い方は、度入りのマスクも販売されています。

フィン

フィンは足につけるヒレのことで、水中で効率よく移動するために必要なアイテムです。フィンには大きくわけて、かかとを覆うフルフラットタイプと自由にサイズを調整できるストラップタイプの2種類があります。使いやすいタイプは人によって異なるので、ダイビングショップに2種類ある場合は、使いやすいものをレンタルしましょう。

ウエイト

人間の身体やウェットスーツには浮力があるため、ダイビングで深い海の中を潜るにはウエイトと呼ばれる重りが必要です。人や状況よって必要なウエイトの量と重さは異なるため、インストラクターと確認しながら適切なウエイトを身につけましょう。

BCD

BCDとは、浮力を調整するためのダイビング機材です。BCDには空気袋がついており、ボタンを使って空気を溜めたり出したりすることで、浮力をコントロールできます。BCDがなければ一定の深度で留めたり浮上したりができなくなるため、BCDはダイビングには欠かせないアイテムです。

レギュレーター

レギュレーターは、タンクの中に入った圧縮された空気を、呼吸できる圧力まで調整するためのダイビング機材です。タンクに差し込むパーツと口にくわえるパーツがついており、ダイビング中はレギュレーターを使いながら呼吸します。基本的にどのダイビングショップでもレンタルできますが、マウスピースの噛み心地などが気になる方は、自前のレギュレーターを用意することも可能です。

ウェットスーツ

ウェットスーツとは、ゴム素材でできた身体を覆うスーツのことです。ダイビングでは長時間深い海を潜るため、どれだけ暖かい海や時期であっても、ウェットスーツの着用は欠かせません。ウェットスーツにはさまざまな種類があるため、水温や季節に合わせて適切なものを選びましょう。ウェットスーツは身体にフィットすることが求められるため、ダイビングを継続予定の方は、レンタルよりも自分で用意するのがおすすめです。

グローブ

海の中にはとがった岩やサンゴなどが多く、グローブをしていない素手の状態だと、手をケガする可能性が高いです。とくに初心者ダイバーは浮力や方向のコントロールが難しく、危険なものに触れる機会が多いため、グローブを着用して手の安全を守りましょう。ただし、ダイビングスポットの中にはグローブ禁止の箇所もあります。グローブを使うべきかどうかは、事前にインストラクターに確認しておきましょう。

タンク

タンクには、ダイビング中呼吸するために使う空気が、圧縮された状態で入っています。タンクと空気はほとんどのダイビングショップでレンタルできるため、持っていく必要はありません。

 

ダイビングにあれば便利な持ち物

ここからは、ダイビングに必須ではないもののあると便利な持ち物を、自分で用意するべきものとレンタルできるものの2つにわけて紹介していきます。

自分で用意するべき持ち物

自分で用意するべきダイビングに便利な持ち物は、以下のとおりです。

 

  • 日焼け止め
  • ラッシュガード
  • ボートコート
  • 防水カメラ
  • 予備のコンタクトレンズ
  • ヘアケア、スキンケア用品

 

日焼け止め

ダイビング時は直射日光だけでなく、海面から反射する日光も浴びるため、陸上よりも日焼けしやすいです。ウォータープルーフの日焼け止めを持参し、日焼け対策を行いましょう。ダイビングでは、海に優しいリーフセーフ処方の日焼け止めを使用するのがおすすめです。

ラッシュガード

ウェットスーツの下には水着を着るのが一般的ですが、水着の上にラッシュガードを着ることで、日焼けやウェットスーツとの摩擦を防止する効果があります。レンタルのウェットスーツを着る方は、ラッシュガードを着れば衛生面も考慮できます。

ボートコート

ボートダイビングの場合、船で移動する際は寒さを感じることが多いです。ボートコートには保温や風除けの効果があるため、肌寒い時期や長時間ダイビングをするときは、ボートコートを持参しましょう。

防水カメラ

海の中の美しい世界を写真に残すことで、さらにダイビングを楽しめます。防水機能がついているカメラや防水ケースを使って、海の世界の思い出を残しましょう。

予備のコンタクトレンズ

コンタクトをつけてダイビングする場合、ダイビング中にコンタクトが外れる可能性もあります。浮上後の視力を回復するために、予備のコンタクトレンズがあれば便利です。なお、ダイビング時はソフトレンズのコンタクトを使いましょう。

ヘアケア、スキンケア用品

ダイビング中は、海水や紫外線によって肌や髪がダメージを受けます。肌や髪の健康を守るには、ダイビング後の正しいケアが重要です。普段から使用しているヘアケアアイテムやスキンケアアイテムを持参し、肌や髪を労りましょう。

レンタルできる持ち物

レンタルできるダイビングに便利な持ち物は、以下の4つが挙げられます。

 

  • ダイビングコンピューター
  • 水中ライト
  • ブーツ
  • ダイビングナイフ

 

ダイビングコンピューター

ダイビングコンピューターとは、ダイビングの状況を計算、記録するためのデバイスです。肌に身につけることで深度や水温、速度などがわかるため、安全なダイビングを行えます。ダイビングショップによっては、ダイビングコンピューターがレンタルできるところもあります。ただし、自分のダイビングを記録したい方は、自分専用のものを用意するのがおすすめです。

水中ライト

暗い時間帯や深い場所を潜る際は、水中ライトが必要です。日中のダイビングであっても、水中ライトがあればきれいな写真を撮影できます。生き物の観察にも便利なアイテムであるため、じっくり海の中をみたい方は、水中ライトのレンタルを検討しましょう。

ブーツ

ダイビング時のブーツは、フィンのフィット感を高めるだけでなく、岩場やサンゴ礁から足を守るためにも便利なアイテムです。とくに足は冷えやすいため、ブーツを履くことで足を保温する効果もあります。

ダイビングナイフ

ダイビング中は、網やロープ、海藻などで身体が拘束される危険性があります。そのような場合に便利なのが、ダイビングナイフです。法律により刃の長さなどは規定があるため、レンタルするのが安心です。

 

まとめ

快適で安全なダイビングのためには、必要な持ち物をそろえることが必須です。今回ご紹介した持ち物リストを参考に、漏れがないように準備しましょう。

「東京ダイビングスクール Beyond」であれば、ダイビングに必要なすべての持ち物をレンタルできます。手ぶらでライセンスを取得できるため、本格的にダイビングを始めたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。