ダイビングのライセンスの種類とは?ダイビングを始める際に必要な「Cカード」の種類を解説!

 

海に行くと多くの人は浅い場所で泳ぎ、普通の海水浴をして満足するでしょう。しかし、もしそれで満足できないなら、ぜひとも「ダイビング」に挑戦してみましょう。ダイビングでは、普通では行かないようなところまで潜っていき、普段は見られないような海の中の景色を存分に眺められます。

一見難しそうに思えますが、決められた講習を受けて基礎を磨き、ライセンスをもらえば1人ででもできるようになるでしょう。今回は、ダイビングライセンス(Cカード)の種類を解説していきます。

1.ダイビングを本格的に始めるために必要な「Cカード」とは?

ダイビングというのはもともと、レジャーを目的にした潜水行為全般を指します。一般にイメージされやすい、酸素ボンベを背負い、酸素を吸入しながら潜ることを「スキューバ」と呼びますが、必ずしもそれだけがダイビングではありません。

酸素ボンベを使わずに潜る「フリー」や、マスクとシュノーケルだけを付けて潜る「シュノーケリング」など、ダイビングと一口にいってもいろいろな種類があります。

ダイビングを安全に楽しむためには、空気タンクやフィンなどの専用機材だけでなく「専門の潜水技術」も必要です。本来海中、まして足が届かないような深い海の中は人間が生きられる環境ではありません。そのため、何も学ばずに始めると、予想外の危険に巻き込まれる可能性が高くなります。

そうした危険をあらかじめ回避するためには、安全に潜り、再浮上するための潜水技術を学び、指導団体から「認定」してもらう必要があるのです。その認定を示すカード=「認定証」が、いわゆる「Cカード」と呼ばれるものです。CカードのCは「認定(Certification)」の頭文字でもあります。

本来ライセンスとは、「国家資格」のような法的拘束力のある資格のことです。しかし、ダイビングライセンスは「潜水士」のように潜水を仕事として行うための資格免許ではなく、あくまでもレジャー目的での認定証といった程度の立ち位置で、法的拘束力はありません。

法的拘束力こそなくとも、Cカードを持っていないとインストラクターなしでのダイビングは禁止されます。安全に楽しむためのルールですので、本格的に始めるのならCカードはしっかり取りましょう。

2.Cカードを発行する指導団体は「SNSI」がおすすめ

ダイビングには世界中に多種多様な指導団体が組織されており、日本だけでも30以上もの団体があります。Cカードを発行するのはそうした指導団体で、発行する資格の内容や資格取得に必要な条件は団体によってそれぞれ異なります。ただし、ダイビングライセンスを「Cカード」と呼ぶのはどこの団体でも同じです。

Cカードを取得するには所定の講習を受講する必要があり、その講習の内容も指導団体により異なります。日本のスクールでは世界的なシェアを誇る「PADI」や「NAUI」「SSI」などがよく知られているでしょう。しかし、より安全に楽しむためにしっかりと学びたいのなら、「SNSI」のCカードを取得することをおすすめします。

SNSI(Scuba and Nitrox Safety International)は、スキューバの聖地としても知られるイタリアで組織された指導団体です。日本に上陸したのは2017年で、比較的新興の団体にはなりますが、世界中では23年の長きにわたる確かな実績を誇ります。レベルの高い講習内容と質の高い技術を得られるとして、今日本でも大きな注目を集めているのです。

また、SNSI公認インストラクターは毎年ハードな更新トレーニングを行っており、人を教え導く立場として、常にその専門知識やスキルを研鑽しています。そして全員がダイビングショップに所属し、講習の後も手厚いアフターケアをしてくれるのも安心できるポイントです。

3.まずは「オープンウォーターダイバー」から取得を目指そう

ハードな更新トレーニングを毎年乗り越えている、公認インストラクターのハイレベルさで知られているSNSIのCカードですが、最初に取得を目指すことになるのは「オープンウォーターダイバー」です。

取得に必要なのは学科講習・プール実習・海洋実習で、最短4日で取得が可能です。SNSIのオープンウォーターダイバーは初級でありながらも、国際的な指導団体の一般的な基準に比べ、より質の高い講習を提供していることでも知られています。

たとえば、ISO準拠では1時間~2時間となっている学科講習ですが、SNSIのオープンウォーターダイバーでは3時間となります。プール実習の時間も、ISO準拠では2時間~3時間となっているところを、4時間~5時間かけて行うのです。そして一般的に全4回、1回の講習時間が15分の海洋実習も、全6回、1回につき60分とたっぷりと時間をかけて行っています。

4.慣れてきたらより上のランクを目指そう!

オープンウォーターダイバーを取得すれば初心者からは卒業することができます。しかし、もっと深く潜ってみるなど、よりハイレベルなダイビングをするためには、「アドバンスド・オープンウォーターダイバー」よりも上のランクに位置するライセンスを取らなければなりません。

これ以上になると、中級以上のレベルの高い講習が待っています。より深い(SNSI基準では水深39メートル以上)場所へ潜るためのホバリングや、浮力コントロールを意識したダイビングです。そこで基礎を学んでから、今度はコンパスを使った方法とナチュラルナビゲーションを組み合わせ、より多様な情報を頼りにしながらの発展的なダイビングを行います。

また、5種類の学科セッション、5回の海洋実習が必要になるので、初級よりも多くの日数がかかることを覚悟しなければならないでしょう。しかしそれでも、楽しむうえでの安全には代えられません。

ほかにも、緊急時の応急手当や心肺蘇生法(CPR)を実践的に学ぶ「BLSファーストエイド」、ダイビング時の緊急対応を行う「酸素サプライヤー」など、いろいろなカリキュラムがあります。より高いスキルがほしいと考えたときは、初級のCカードで満足せず、さらなる高みを目指すのもいいでしょう。

SNSIでは、プロフェッショナルを育成するコースもあります。公認インストラクター認定のための基礎的スキルの習得を目指す「ダイブマスター」がその第一歩です。

まとめ

以上、ダイビングライセンス(Cカード)の種類について、近年注目度の高い指導団体「SNSI」を例に解説しました。ダイビングは魅力的なレジャーではありますが、命の危険も伴います。その危険を回避するために、しっかりと十分に知識を習得したうえで、あらゆる環境での適切な対処に慣れていくことが大切です。

東京でダイビングを始めるなら「東京ダイビングスクールBeyond」がおすすめです。Beyondでは現在、初級(オープンウォーターダイバー)コースを受ける際、「ライセンス取得応援キャンペーン」として特別価格20,000円で受講できます。そのうえ必要な機材はレンタルでき、教材費や海洋実習の際の移動費・宿泊費も込みとなっています。

この記事を読んで、ダイビングを本格的に楽しんでいくための必要十分な知識と経験を得たいと思った方がいらっしゃいましたら、ぜひ弊社にお気軽にお問い合わせください。

初心者におすすめのシュノーケリングコース
東京ダイビングスクールBeyond 公式ページ

初めての方へ 当店でライセンス(Cカード)を取得する3つのメリット

受講をご希望の方はまずは無料説明会にご参加ください!

ページ上部へ
12:00~21:00 月曜、第2・4火曜定休
ネットで予約する
電話でのご予約・お問い合わせはこちら 電話番号:042-459-0098