海外のダイビングライセンス認定組織について!詳しくご紹介

 

日本でダイビングのライセンスを取得するために調べると、海外のダイビングライセンスに関する組織が複数存在していることがわかるでしょう。実際これらの海外のダイビングライセンスには、どのような違いがあるのでしょうか?

そこで、今回の記事では、海外のダイビングライセンス認定組織の事情や違いについて、ご説明します。

1.世界基準であるダイビングライセンスについて

現在、世界中のさまざまな組織がダイビングの認定書を発行しています。そのため、その質に差が生じているケースも少なくありません。そこでスイスに拠点を置く国際機関であるISO (International Standards Organization)が、一定の基準を設けました。

現在では、このISOがダイビングライセンスを取得するために必要なカリキュラムや研修時間を規定し、かつ習得した内容にもとづいたレベル分けも行っています。このISOの承認を得ている組織のライセンスであれば、世界中どこでもダイビングをすることができます。

2.海外のダイビングライセンス認定組織について

では次に、海外のダイビングライセンスを紹介します。ISOの承認を受けており、かつ日本でも取得できるものを中心にご紹介していますので、詳しく見ていきましょう。

2-1.PADI: Professional Association of Diving Instructors

世界でも広く認められているダイビングライセンス認定組織です。アメリカを拠点にしているこの組織は1966年に設立され、今では世界で最も認知度の高いスキューバダイビングの組織となりました。

モットーである “The Way the World Learns to Dive “の通り、180を超える国々のダイバーに影響を与えています。何より、楽しみながらダイビングを学ぶトレーニングが魅力です。

エントリーレベルのコースはPADIオープンウォーター・コースで、オンラインまたはクラス内での理論の学習と安全な環境での実践的なトレーニングを行っています。

初級のライセンスを取得した後は、より高度な専門的内容を学ぶこともできます。水中写真の撮り方を学べるだけでなく、さらに洞窟ダイビングなどのトレーニングも受けることが可能です。コース・ディレクター(インストラクターを養成できる)にいたるまで、さまざまなコースが充実しています。

2-2.SSI: Scuba Schools International

こちらは1970年に設立され、現在はコロラド州に拠点を置いて活動している組織です。

PADIに次ぐスキューバダイビングのトレーニング組織で、世界110カ国以上に展開しています。何よりも、認定基準の高さに定評があり、たくさんのダイバーに親しまれていることが特徴です。

理論の学習も重要ですが、SSIでは実践的な経験をより重視しています。コースでは、インストラクターの監督の下で、一連のセッションを通じて学んでいきます。インストラクターは特定の生徒のニーズや能力に合わせて、指導内容を流動的に調整しているため、どのような方も不安なく学ぶことが可能です。

2-3.NAUI: National Association of Underwater Instructors

1959年に設立されたNAUIは、ヨーロッパのCMASと並んで、最も古いダイバートレーニング組織です。世界100カ国以上に展開しており、日本ではPADIについで加盟店が多くなっています。

NAUIは長年にわたって業界全体でスタンダードとして受け入れられている、トレーニングコンセプトの多くを開拓してきました。モットーは「教育を通じた安全なダイビング」であり、その理念は、ダイバーの年齢や体格などの特性に合わせた指導を行い、少数のダイバーを適切にトレーニングするというものです。その安全に対する考え方は、エントリーレベルのコースを含むすべてのコースで重視されています。

トレーニングプログラムは、トレーニング手法や器材の最新動向を反映するために、定期的に更新されています。エントリーレベルの資格を取得した後は、レクリエーションコースやテクニカルコース、プロフェッショナルコースなどのコースでより実践的な知識を学ぶことが可能です。

2-4.SNSI: Scuba and Nitrox Safety International

1994年、イタリアで設立された比較的新しい組織です。

しかし、その質の高いトレーニングゆえに、現在最も注目されているダイバートレーニング組織といっても過言ではありません。

SNSIは元々テクニカルダイビングと呼ばれる、洞窟ダイビングなど非常に高い技術を要するダイビングを専門にしている認定組織を母体にして作られました。その後、一般のレクリエーショナルダイビングも指導するようになりました。

安全に対する意識の高さは業界一で、質の高い訓練を提供しています。その証拠に、水中での練習時間は、ISOが定める基準の3倍ほどあります。

また、PADIでは認められているフリーでの指導が認められていません。指導にはダイブセンターと呼ばれる、所定の基準を満たした拠点が必要であり、インストラクターの質もしっかりと管理されています。

エントリーレベルのオープンウォーターでも、ほかの認定組織のレベルからすると上級レベルに相当するダイビングスキルを身につけています。もちろんSNSIでも、さらに上級クラスのライセンスの取得が可能です。

まとめ

ダイビングライセンスの認定組織とその内容についてご説明しました。実際ダイビングを始めると、どのライセンスを取得するのがよいか悩むかもしれません。

東京ダイビングスクールBeyondは、より安全にダイビングを楽しんでいただけるように、ダイバーをサポートしています。スクール選びでお困りの方は、ぜひ東京ダイビングスクールBeyondまでご相談ください。

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