ダイビングを始める方必見!ウェットスーツ選びのポイントをお教えします

 

ウェットスーツを選ぶときには、本来のウェットスーツの目的を果たすために、注意すべきポイントがいくつかあります。今回の記事では、最適のウェットスーツを選べるように、ウェットスーツを着る目的、そしてウェットスーツ選びの際に確認すべきポイントをご紹介します。

1.ウェットスーツの目的

ウェットスーツはダイバーが水中で快適に活動するために着るものですが、単にダイバーを守るだけでなく、3つの目的があります。

1-2.浮力を得る

ウェットスーツを着ると、ダイバーは浮力を得られます。ウェットスーツの素材に気泡が含まれており、ダイバーは自然に浮くことができます。これはダイバーの水中での活動を助けてくれるのです。

1-3.水中での摩擦を減らす

ウェットスーツを着ることで、水中での摩擦を軽減できます。これにより、水中での移動速度が短縮されます。短い距離ではあまりメリットを感じないかもしれませんが、長い距離の移動では効果的で、その分体力の消耗も少なくなるのです。

1-4.保温する

ウェットスーツには、保温機能があるので、冷たい水の中でダイバーの体の冷えを防ぎます。具体的にはスーツと肌の隙間に入った水が層を作り、スーツが断熱材となってスーツ内の温度を維持します。なお、ウェットスーツの厚さや素材によって、保温能力は異なることも押さえておきましょう。

2.ウェットスーツ選びのポイント

ウェットスーツの目的を達成するために、適切なウェットスーツ選びのポイントをご紹介します。

2-1.体にフィットするものを選ぶ

最も大切なのは、体にフィットするウェットスーツを選ぶことです。大きいサイズのものだと、保温力が低下しますし、逆に小さすぎるとダイビング中に締め付けられて苦しくなってしまいます。しっかりとフィットしたウェットスーツを着ることで、体の動きが制限されない快適なダイビングを可能にします。

確認するポイントは、首や手首、足首や胸囲です。首回りにゆとりがないと苦しくなります。また、手首と足首の圧迫が強いと、手先や足先の血流を阻害します。

ウェットスーツのフィット感が悪いと、ダイビング中にスーツの隙間から水が出入りしてしまい、保温機能が働かなくなってしまうのです。

また、胸が締め付けられると呼吸が苦しくなるだけでなく、肩や背中の動きも制限され、水中での動きに影響を与えます。

この様に全身フィットするスーツは、人により体形や骨格はそれぞれなので、フルオーダー(全身を採寸)で作ることをお勧めします。

2-2.適切な温度保護レベルのものを選ぶ

ウェットスーツの厚さはミリ単位で設定されており、スーツが厚ければ厚いほど、保温効果は高くなります。ここでは、水温に合わせた最適なスーツの厚さの目安をご紹介しましょう。

27~29℃では3mm以下のウェットスーツがよいでしょう。あるいは腕や脚の丈が短い、シーガルやスプリングと呼ばれるタイプのウェットスーツを選んでもよいでしょう。主にリゾート用になります。

20~26℃では5mmのフルスーツをおすすめします。少し保温力を追加するためには、フードやベストをインナーとして着用するとよいでしょう。この厚さならばオールシーズンで利用できます。

16~20 Cでは7mmのフルスーツを選択し、特に保温性の高い素材のものを選びます。

2-3.素材

基本となる素地は、クロロプレンゴムという合成ゴムを主体に作られています。このクロロプレンゴムに小さな気泡を入れて作り出されたネオプレーンは、耐久性や保温性に優れており、ウェットスーツに最適の素材です。

クロロプレンゴムを露出させた素材がスキンです。着心地がよいこと、水切れがよく陸に上がったときの水分蒸発による熱損失が少ないという特徴を持っています。

スキンにニット地を貼って加工し、強度を向上させたものがジャージであり、スキンに厚みのあるニット地を貼って保温性を高めたものが起毛です。また、生地にラジアルコーティングを施して耐久性を高めたラジアルという素材もありますが、価格が高く、こちらは主にプロ仕様となります。

まとめ

ダイビングの必需品であるウェットスーツを着る目的、またウェットスーツ選びのポイントをご説明しました。実際ダイビングを始めると、自分のウェットスーツを持ちたくなる方もいらっしゃるでしょう。

東京ダイビングスクールBeyondは、ダイビングの初心者であっても本気でダイビングを楽しめるように、ダイバーをサポートしています。

もしウェットスーツ選びで悩んだら、ぜひ東京ダイビングスクールBeyondまで遠慮なくご相談ください。

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