初心者は体験ダイビングがおすすめ|初心者のよくある疑問も解説
きれいな海は眺めるだけでも心が躍りますが、ダイビングで海に潜ると、陸地とはまた違う美しい別世界が広がっています。テレビや動画サイトなどで海中の映像を見たことがある方は多いと思いますが、実際にダイビングを体験することで、自身の目で美しい海の世界を実感でき、海の魅力と非日常を味わえるのです。
しかし、専用の機材が必要になる、海の中は危険が多いなど、初心者には難しいと考える方も少なくありません。そのように考えている方に試してもらいたいのが、体験ダイビングです。
体験をすることで、実際のダイビングの楽しさを知ることができるようになるからです。体験ダイビングは何をするのか、必要なものはあるのか、体験ダイビングに興味をお持ちの方へ解説していきます。
Contents
体験ダイビングはライセンスなしで参加可能
通常、ダイビングをするにはライセンスが必要です。ダイビングには危険が伴いますので、自力で潜るためには学科講習や実習を経てライセンスの取得が必須になります。
しかし、体験ダイビングは初心者にダイビングを知ってもらうために行うものなので、ライセンスを取得していない方でも参加が可能です。体験ダイビングでは海に潜るための最低限の知識と、機材の扱い方をインストラクターに教えてもらい、実際に海に潜ります。
限られた範囲内ではありますが、実際に海に入ってダイビングの楽しさを知ることができます。十分にダイビングがどういうものかを知ることができるので、初心者にはおすすめです。
また、ダイビングは必ずバディを組んで潜ります。インストラクターとバディを組むので、一人で参加しても問題ありません。安全に楽しく、ダイビングを体験できます。
体験ダイビングにかかる費用
体験ダイビングにかかる費用の目安は、半日コースで7,000〜13,000円、1日コースで14,000〜19,000円です。2回潜水するコースや、シュノーケリングなど別のアクティビティも一緒に行えるコースは、さらに費用が高くなりやすい傾向にあります。
体験ダイビングはどこでできる?
体験ダイビングは、ダイビングサービスやダイビングスクール、ダイビングショップにて実施可能です。ダイビングショップなどに行き、体験ダイビングの申し込みを行いましょう。実際に来店して申し込むだけでなく、メールでの申し込みを受け付けているショップもあります。
体験ダイビング単体で申し込むほかに、体験ダイビングがツアー内容に含まれた旅行に行くという手段もあります。この場合は、体験ダイビングが組み込まれたツアーを旅行会社で申し込みましょう。
体験ダイビングの流れ
体験ダイビングに申し込んだ際、当日はどんな流れでダイビングを行うのでしょうか?ツアーやお店によって多少の違いはありますが、大まかな流れはほとんど同じです。
➀必要な持ち物を用意する
体験ダイビングに必要な持ち物は、ウエットスーツの下に着る水着、ダイビング後の着替え、バスタオルの3つです。
これら以外の機材はすべてレンタルできますので、この3つだけは忘れないようにしましょう。
男性であれば、水着は一般的なサーフパンツで問題ありません。長い丈のものを着ると、ウェットスーツの内部で不快感を生じさせやすいため、膝にかからない程度の長さがおすすめです。
女性は、セパレートタイプの水着かビキニが良いでしょう。ビキニを着る際は、金属製の装飾がなるべく付いていないものを選ぶのがおすすめです。金属が付いていると、ボンベを背負った際に強く当たって痛みを感じやすくなります。
➁ショップに集合する
ショップに集合し、申込書の記入や健康状態のチェックを行います。その後、当日のスケジュールの確認や体験ダイビングの説明を受けます。
➂レクチャーを受ける
まずは、ダイビングインストラクターによる簡単なレクチャーを受けましょう。レクチャーでは、ダイビングを行う上で必要不可欠となる以下のような基礎知識を全般的に学びます。レクチャーは陸上で行われるため、安心して学習可能です。
- マスクやフィンなどの扱い方
- マスクやフィンなどの装備方法
- ダイビングにおける水中での体の動かし方
- ハンドシグナル(水中におけるインストラクターやほかの参加者とコミュニケーション手段)のやり方
周りの参加者はほとんどが初心者のため、わからないことがあっても恥ずかしがる必要はありません。疑問点があれば、遠慮なく質問しましょう。水に入ってからは会話が難しくなるため、陸上で行われるレクチャーの際に不安な点を解消しておくことをおすすめします。
④浅瀬で練習する
機材を装着したあとは海へ向かいますが、その前に浅瀬で呼吸の練習をします。レギュレーターと呼ばれる呼吸器を使うため、使用方法なども確認しておきましょう。
浅瀬で顔を水に浸ける練習を行い、最後に全身水の中に入って呼吸の練習をします。そのほかにも、耳抜きやマスクに水が入ったときの対処法なども学びます。
⑤いよいよ水中へ
練習が終わればいよいよダイビング本番です。最初は緊張するかもしれませんが、インストラクターもサポートするので、落ち着いて練習通りの動きをしましょう。
慣れてきたら水深約5mまで潜っていきます。陸地では味わえない無重力のようなふわふわとした動き、そして魚たちの観察や自然の美しさなどを楽しんでください。体験ダイビングは30分ほどですが、トラブルがあれば落ち着いてすぐにインストラクターに伝えましょう。
海での水中ツアーでは、魚などのさまざまな生物を観察できます。また、場所によっては魚への餌やり体験を行ってより生物との交流を深めたり、美しいサンゴ礁をめぐって景色を楽しんだりできるツアーもあります。
ダイビング専用プールなど人工的な施設での体験ダイビングであっても、参加者の好奇心をくすぐる工夫を凝らしていることが多いため、楽しんで参加できるでしょう。
⑥ショップへ戻る
ダイビングが終わったあとはシャワーや着替えなど行います。以上で体験ダイビングが終了になります。
ダイビングを始める前のよくある疑問
体験ダイビングをやってみたいけどためらっている方のために、よくある疑問をいくつか取り上げて疑問を解消します。
泳げないけどダイビングはできる?
泳げなくてもダイビングはできます。ダイビングは水泳のように息継ぎをする必要はなく、大きな動きを必要としないので、泳げなくてもダイビングを楽しむことが可能です。ただし、水に顔を浸けるのが怖い、水に対して恐怖心がある方は無理をしない方がいいでしょう。
ダイビングは安全?サメやクラゲの危険性は?
ダイビングは水中で行うものなので、陸上とは勝手が違う分、100%安全とは言い切れません。しかし、講習をしっかり受け、機材についての知識を深めることで、不安なく楽しめるようになります。
サメは基本怖がって逃げていきますし、ダイビング中はウエットスーツに覆われているので、クラゲに刺される心配もほとんどありません。
コンタクトレンズを付けてても大丈夫?
コンタクトレンズを付けたままでもダイビングをすることは可能ですが、おすすめはできません。水中でマスクに水が入り、コンタクトが取れてしまうと、パニックになりやすいのです。専用の度付きのマスクを購入して、チャレンジするようにしましょう。
ダイビングは一人でもできる?
インストラクターがバディとしてサポートするので、一人でもダイビングを始めることが可能です。ダイビングを通して、ほかの参加者と仲良くなることもできますので、まずは気軽に体験ダイビングの相談をしてみてください。
まとめ
ダイビングは敷居が高いイメージがありますが、このように体験ダイビングを行うことでダイビングの楽しさを味わうことができます。また、もっと深いところまで潜るためにライセンスを取得するなど、ダイビングを本格的に始める方も少なくありません。
東京ダイビングスクールBeyondでは、無料説明会を開催しており、ダイビングを本格的に始めたい方を全力で応援します。ダイビングを体験してみたい方は、東京ダイビングスクールBeyondまでお気軽にお問い合わせください。ぜひ一緒に、海の中の世界を楽しみましょう。
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