今日は暖かかったですね~。
バイク通勤している私にとっては大助かりですけど、暖かくなってきたってコトはあれが始まるわけですよ。
そう、「春にごり」です。
綺麗な綺麗な青い海としばらくお別れの時期。寂しいですねぇ。
透明度が落ちるのは残念ですが、春にごりがやってこないと海の生物が育ちません。
・・・・あれ?
育たないの?育たないよね?
育たないんでしょうけど・・・
なんで育たんねやろか?
そもそも春にごりって何?
と、言うわけで春にごりについて調べてみました。
色々調べて解りやすかったのがこちら。
以下、長いんで興味ない人は華麗にスルーしてください。
「伊豆半島沿岸の海は、季節によってどのように環境が変化するのでしょうか。
相模湾を例にとって説明しましょう。冬、海面の冷却は1月をピークに3月まで続きます。
この時期の海の中は上層が冷却されることで下層との密度差がなくなります。
さらに、北西季節風が連続して海面に吹きつけるため、海中に循環が起こり、上層と下層の水がよく混合します。そのため、下層に多い栄養塩類が上層へと供給されます。
透明度は12月から翌年3月にかけてが最も高く、20mを越えるようになります。
4月以降、海面の加熱に伴って水深30m以浅の水温は上昇します。この時、冬場に供給された栄養塩類と上昇した水温によって、植物プランクトンが爆発的に増殖します。これがいわゆる春濁りの原因となります。
海面の加熱は7月をピークに8月まで続き、表層には水温躍層が形成され、上層に暖かい海水、下層に冷たい海水といった2層構造になります。
4月から6月にかけて爆発的に増加した植物プランクトンは、その後動物プランクトンの増殖や栄養塩類の消費によって一旦は減少します。
しかし、8月から9月にかけて台風や降雨によって陸から河川を伝って栄養分が供給され、春先ほどではないにせよ、10月から11月には再び透明度が低下します。
9月以降の海面は加熱から冷却へ以降します。10m以浅の水温はほぼ一定になりますが、水深20m~75mにはまだ顕著な水温躍層が形成されています。
10月になると冷却に伴う混合がさらに活発になり、等温層は水深30mに達します。
この時期には水深50~75mの躍層の水温は最高値を示しますが、11月以降、冷却が進むと水温躍層は崩壊します。」
だそうです。
つまり~
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水温低下
↓
深海の栄養が浮く
↓
植物性プランクトン増える ←春にごりスタート
↓
それを餌にする動物性プランクトン増える
↓
さらにそれを餌にする生き物が増える&育つ ←透明度回復スタート
↓
海中が賑やかに
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ってことですね。
皆様!
これからの時期の海、濁って見えたらその正体は「プランクトン」です!
食物連鎖の根幹です!
春にごり=自然の神秘
ってことで・・・・
でもやっぱり、綺麗なほうがいいよね~。
正直、説明の後半はイマイチ理解できていないまきのでした。